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マットレスにカビを見つけたものの、「忙しくてそのままにしている」「見えない部分だから大丈夫だろう」と後回しにしていませんか。
結論からいうと、マットレスのカビの放置は健康被害につながる可能性があるため、おすすめできません。
この記事では、放置した場合に起こりうるリスクと、正しい対処法、処分すべきかどうかの判断基準を解説します。
カビを放置するとどうなる?
マットレスのカビをそのままにしておくと、以下のようなリスクが高まります。
- 呼吸器への影響:カビの胞子を吸い込むことで、アレルギー症状(くしゃみ・鼻水・目のかゆみ)や喘息の悪化を引き起こすことがあります。カビの種類によっては、過敏性肺炎のような呼吸器疾患につながる恐れもあります
- 皮膚への影響:カビの成分が皮膚に触れることで、かぶれや湿疹が起こる場合があります。特に肌がデリケートな方やアトピー性皮膚炎のある方は注意が必要です
- カビの拡大・深部への侵食:放置するほどカビは繁殖範囲を広げ、マットレス内部(ウレタンやコイル部分)まで侵食すると、表面のケアだけでは除去が困難になります
特に、小さな子どもや高齢者、アレルギー体質の方がいる家庭では、症状が重くなりやすいため早めの対応が重要です。
なお、こうした健康被害は個人差が大きいため、実際に体調不良を感じる場合は自己判断せず医療機関に相談することをおすすめします。
カビの種類によって危険度が異なる
マットレスに発生するカビは色によっておおまかに種類が分かれ、危険度にも差があります。
- 黒カビ:斑点状の黒っぽいカビで、マットレスに最も多く見られるタイプ。アレルギーや喘息の原因になりやすく、健康への影響が特に懸念されるカビです
- 青カビ:緑〜青緑色のカビで、パンや果物にも生えるなじみのある種類です。黒カビと比べると健康への影響は比較的軽いとされますが、油断は禁物です
見た目だけで正確に判別するのは難しいため、色に関わらず「カビを見つけたら早めに対処する」という姿勢が基本です。
目に見えなくても油断できない理由
「表面はきれいだから大丈夫」と思っていても、カビの胞子はマットレスの奥まで入り込んでいることが少なくありません。
特に、カビ特有のツンとした臭いを感じる場合は、目に見えない部分でカビが繁殖しているサインです。
臭いだけでも寝室の空気を悪くし、睡眠の質の低下につながることがあるため、見た目に変化がなくても臭いが気になる時点で対処を始めるのがおすすめです。
そのままにせず、すぐにできる対処法
軽度なカビであれば、自宅でも対処可能です。
- 消毒用エタノールをカビの部分にしっかり湿る程度に吹きかける
- 1時間程度置いて、エタノールをカビに浸透させる
- ぬるま湯で湿らせたタオルで、叩くようにカビを拭き取る(こすらない)
- 風通しの良い場所でしっかり陰干しする
- 臭いが気になる場合は、乾燥後に重曹を振りかけて数時間置き、掃除機で吸い取ると消臭効果が期待できる
作業する日は、湿度の高い雨の日を避け、晴れた日を選ぶとより効果的です。
重曹での掃除機がけの際は、カビの残骸が舞い上がる可能性があるため、HEPAフィルター付きの掃除機を使うかマスクを着用しましょう。
目安として、直径3cm未満の小さな範囲であればエタノールでの対処が可能ですが、それ以上に広がっている場合は自力での完全除去が難しく、次のステップを検討する必要があります。
買い替え・処分を検討すべきサイン
以下に当てはまる場合は、無理に自分で対処しようとせず、買い替えや処分を検討しましょう。
- カビが広範囲に広がっている、または内部まで侵食している
- エタノールで処理してもカビ臭が消えない、または体のかゆみなどの症状が出る
- 何度処理しても再発を繰り返す
- マットレスの使用年数が寿命の目安(ウレタンで5〜8年、スプリングで8〜10年程度)に近い
- 家族にアレルギー体質・喘息の方、小さな子ども、高齢者がいる
なお、カビが生えたマットレスは自治体によって一般ごみとして出せない場合があるため、処分の際は事前にお住まいの自治体のルールを確認しましょう。
カビを繰り返さないための予防策
対処した後は、再発防止も大切です。
- 除湿シートやすのこベッドを併用し、通気性を確保する
- 定期的にマットレスを陰干しする
- 部屋の換気をこまめに行う
すでにカビが発生している部分の詳しい取り方は、マットレスのカビ取り方|オキシクリーンは使える?ハイターNGの理由、根本的な予防策はマットレスのカビ防止、ニトリの対策アイテムは?湿気を防ぐ正しい置き方もあわせてご覧ください。
まとめ
マットレスのカビを放置すると、アレルギーや喘息の悪化など健康被害につながるおそれがあります。
目に見えなくてもカビ臭さがあれば要注意のサインです。軽度であれば消毒用エタノールで対処できますが、広範囲に及ぶ場合や再発を繰り返す場合は、無理をせず買い替えや処分を検討しましょう。
日頃の除湿・換気対策で、カビの再発を防ぐことも大切です。

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