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「ニトリのマットレスが最近へたってきた気がする…30年保証があるから直してもらえるはず」——そう思っている方は要注意です。
結論からいうと、通常のへたり(経年劣化)は、30年保証の対象外になるケースがほとんどです。
この記事では、ニトリの保証制度の正確な適用範囲と、へたりを感じたときの対処法を解説します。
ニトリの「30年保証」の本当の適用範囲
ニトリの品質保証は、実は保証年数と対象部位が細かく分かれています。
- 30年保証:スプリングマットレスのスプリング部分の故障・不具合に適用
- 5年保証:30年保証の対象以外の部分(フレーム等)の故障・不具合に適用
- 保証対象外:上張材(表面のウレタンやクッション材)の劣化や傷は、いずれの保証も対象外
つまり、多くの方が「へたり」としてイメージする「寝ていると体が沈み込む」「弾力が弱くなった」という症状は、上張材(表面材)の経年劣化にあたることが多く、30年保証・5年保証のどちらの対象にもならないのが実情です。
保証はあくまで「スプリングが折れた」「破損した」といった構造上の故障を対象にしていると理解しておきましょう。
ウレタンマットレスは対象外な点にも注意
さらに注意したいのは、30年保証はスプリングマットレスが対象という点です。ウレタン素材のマットレスの場合、そもそも30年保証の対象外です。
いずれにしても、保証の対象は構造部分の故障に限られ、素材そのものの経年劣化は保証されないという基本は共通しています。
なぜへたりは保証対象外なのか
マットレスは、使用するうちに体重が集中する部分(腰・お尻)のクッション材が少しずつ圧縮されていきます。
これは製品の欠陥ではなく、経年による自然な劣化現象であるため、多くのメーカーで保証対象からは外れます。
ニトリに限らず、他の家具・寝具メーカーでも同様の考え方が一般的です。
へたりを感じたときにできること
保証が使えない場合でも、以下の方法で対応できます。
- 購入から30日以内であれば「交換」の可能性がある:マットレスが身体に合わないと感じた場合、配達日から30日以内であれば別のマットレスと交換できる制度があります(ベッドパッド・シーツを使用していたことが条件、送料は自己負担)。購入直後の違和感であれば、まずはこの制度の利用を検討しましょう
- ローテーション(上下・裏表の入れ替え)で進行を遅らせる:特定の箇所への負荷集中を防ぐことで、へたりの進行をゆるやかにできます
- トッパーを重ねて寝心地を補強する:買い替え前の応急処置として有効です
保証を申請する際に必要なもの
万が一、スプリングの破損など明確な不具合で保証を申請する場合は、以下のいずれかが必要になります。
- 購入時のレシート・領収書
- 承り票(お渡し・配送時の書類)
- 注文確認のメール(ニトリネットで購入した場合)
保証書自体を紛失していても、上記いずれかで購入が確認できれば保証を受けられます。
まずはレシートやメールを探し、見当たらない場合はニトリの公式サイトやアプリの注文履歴も確認してみましょう。
買い替えを検討する目安
一般的に、マットレスの寿命はスプリングタイプで8〜10年、ウレタンタイプで5〜8年程度とされています。
以下のようなサインが見られたら、保証にこだわらず買い替えを検討するタイミングです。
- 明らかな沈み込みが目視でわかる
- 起床時に腰・肩の痛みや違和感が続く
- ローテーションしても改善しない
すでにへたりで寝心地が気になっている方は、マットレスの真ん中がへこむ原因は?復活できるかと応急処置・買い替えの目安、寝心地を手軽に改善したい方はマットレストッパー 硬めのおすすめは?腰痛対策・高反発タイプの選び方もあわせてご覧ください。
次に選ぶなら、へたりにくいマットレスを
買い替える際は、へたりにくさを重視して選ぶのもポイントです。
- 両面仕様(リバーシブル)でローテーションしやすいもの
- 高密度のポケットコイル・高反発ウレタンなど、体圧分散性の高い素材
まとめ
ニトリのマットレスのへたりは、多くの場合30年保証の対象外である「上張材の経年劣化」にあたります。
保証はスプリングなどの構造上の故障を対象としているため、購入直後の違和感なら30日以内の交換制度、経年によるへたりならローテーションやトッパーでの応急処置、それでも改善しなければ買い替えを検討するのが現実的な対応です。

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