朝起きてマットレスを見たら、黒いポツポツが……。
そんなとき「エタノール?オキシクリーン?それともハイター?」と、何を使えばいいのか迷ってしまう方は多いはずです。
この記事では、マットレスのカビ取り方について、使っていいもの・避けるべきものを整理しながら、正しい手順をわかりやすく解説します。
マットレスにカビが生えてしまう原因
マットレスは湿度・温度・栄養分(皮脂や汗)というカビが好む条件が揃いやすい場所です。
人は一晩でコップ1杯分ほどの汗をかくといわれており、この汗がマットレス内部にこもることで、湿度70%以上の環境ができあがってしまいます。
さらに気温25度以上の季節はカビの活動が活発になるため、梅雨から夏にかけては特に注意が必要です。
フローリングに直置きしている場合や、敷きっぱなしで通気させていない場合は、湿気が抜けずカビが繁殖しやすくなります。
カビを見つけたら、放置せず早めに対処することが被害を最小限に抑えるポイントです。
マットレスのカビ取りで使ってはいけないもの
カビ取りというと真っ先に思い浮かぶのが「ハイター」や「カビキラー」などの塩素系漂白剤ですが、これらはマットレスには不向きです。
塩素系漂白剤はもともと布製品への使用を想定しておらず、色柄物の脱色や、マットレス内部のウレタン素材を傷める恐れがあります。
また肌への刺激が強く、就寝中に直接触れる寝具に使うにはリスクが高い選択肢です。
塩素系と酸性の洗剤(クエン酸や酢など)を誤って混ぜると有毒ガスが発生する危険もあるため、成分の異なる洗剤を同時に使わないことも鉄則です。
オキシクリーンは使える?正しい使い方
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酸素系漂白剤であるオキシクリーンは、マットレスのカビ取りに使える洗剤のひとつです。
ただし「オキシ漬け」のようにマットレス本体を丸ごと液に浸す使い方はできません。
マットレスは大きく、内部まで水分が浸透すると乾燥しきれずかえってカビの温床になってしまうためです。
正しい使い方は次の通りです。
- 40〜60度のお湯にオキシクリーンを溶かし、洗浄液を作る
- 布に洗浄液を含ませて固く絞る
- カビが気になる部分だけを、優しく叩くように拭き取る
- 水拭き→乾拭きの順で仕上げ、風通しの良い場所でしっかり乾燥させる
直接スプレーしたり、大量の液を染み込ませたりせず、「濡らす範囲を最小限にする」のがマットレス本体を傷めないコツです。
なお、洗えるマットレスカバーやベッドパッドであれば、つけ置き洗いにも使えるので、寝具まわりのケアに1本あると重宝します。
エタノールとの使い分け
消毒用エタノールも定番のカビ取り方法です。カビにスプレーして1時間ほど放置し、ぬるま湯で絞った布で拭き取ります。
除菌効果は高いものの、漂白効果はないため、黒ずみそのものは残ってしまうのが弱点です。
「まずはエタノールで除菌し、黒ずみが気になる部分だけオキシクリーンで拭き取る」という組み合わせも効果的です。
軽度のカビならエタノールだけで対応し、色素沈着まで気になる場合はオキシクリーンを併用する、という使い分けを覚えておくと安心です。
カビ取り後の予防対策
一度カビを取り除いても、環境が変わらなければ再発してしまいます。以下の習慣を意識しましょう。
- 起床後はマットレスを少し持ち上げるか、布団を畳んで通気させる
- 週に1回程度は窓を開けて換気し、湿度を60%以下に保つ
- 除湿シートやすのこベッドを併用し、マットレスの下に湿気をこもらせない
- 敷きパッドやベッドパッドを使い、汗を直接マットレスに染み込ませない
まとめ
マットレスのカビ取りには、塩素系のハイターやカビキラーは避け、酸素系のオキシクリーンかエタノールを使うのが安全です。
オキシクリーンは丸洗い・オキシ漬けはNGですが、洗浄液を布に含ませて表面を拭き取る使い方であれば、黒ずみ対策として頼れるアイテムになります。
正しい手順とその後の湿気対策をあわせて行い、清潔なマットレスをキープしましょう。


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